こんにちは、まるひなです。
WordPressのスタイルを「Cocoon」にしてみて、初めて気がついたことがあります。
投稿画面に「記事ID」が表示されていることです。
内部リンクを張るときなどに、パッと見て確認できるのはいいですね。
表示されていなかったら、記事IDを調べたい記事にマウスを乗せて、URLに表示されている数字列を読み取る必要がありますから。
地味に面倒です。
それはいいのですが、別のことが気になりはじめました。
表示されている記事IDが、やたらと飛んでいることです。

記事が18しかないのに、記事IDは327って、おかしいよねぇ…
と、いうことで、原因とその対処法を調べました。
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記事IDがもりもり増える理由はリビジョン
Photo by Paweł Czerwiński on Unsplash
結論から言って、記事IDがどんどん増えていく理由は、リビジョンにあるとのことです。

最初から最後までためらわずに記事を作成、確認もそこそこに「公開」!
という人はそれほど多くはないと思います。
大半の人は、3回や4回は「プレビュー」で公開後の画面を確認しているでしょう。
また、記事を書くのためのまとまった時間がとれず、何回に分けて書くため、「下書き保存」を多用することもあるかもしれません。
こういう、「プレビュー」や「下書き保存」の一回一回が、「リビジョン」つまり「細かい修正をした改正版」としてWordPressに記録されてしまうのです。
そして、リビジョンのひとつひとつに「記事ID」が振られる…
記事IDが飛び飛びになるのも当然ですね。
と、納得はできたのですが、困るのは「リビジョン」がデータベースに記録され続けることです。
内部的に、余計なデータが増えていくということですからね。
積もり積もると、ブログの表示スピードにも影響が出てくると考えられます。
なるべく早いうちに手を打っておいた方がいいでしょう。
リビジョン管理に使いたいプラグインは2種類。
そこで、困った時のプラグインです。
問題には必ずといっていいほど、それに対応したプラグインがある。
素晴らしいことですね。感謝しながら使わせていただこうと思います。
今回導入するプラグインは
- 今後のリビジョン増加を制御する「WP Revisions Control」
- 既にあるものを整理する「Optimize Database after Deleting Revisions」
の2種類となります。
ワクチンと治療薬、という感じの使い分けですね。
実は今回、「WP Revisions Control」の方は、WordPressインストール直後から導入していたにもかかわらず、設定が甘くてうまく機能していなかったこともあり、しょんぼりしています。
あなたは、こんな失敗をなさいませんように!
それでは、使い方(設定の仕方)をまとめます。
「WP Revisions Control」をインストールし、設定する
「WP Revisions Control」を検索するところから始めましょう。
「WP Revisions Control」をインストールする方法
メニューから「プラグイン」⇒「新規追加」を選択
プラグインの検索ボックスに「WP Revisions Control」と入力して(一部でも出てくると思います)検索
⇒「今すぐインストール」⇒「有効化/Activate」
手順は以上です。
簡単ですね。
「WP Revisions Control」の設定方法
注意したいのはここからです。
「WP Revisions Control」の設定画面は、メニューの「設定」⇒「投稿設定」の中にあります。
ここで、リビジョンを残しておきたい数を入れます。
投稿が3くらいで、あとは2とか1でも構わないと思います。使うことは、ほぼありませんから。
「変更を保存」を押して、終了です。
これで、今後の投稿ではやたらとリビジョンが増える恐怖から解放されます。
「Optimize Database after Deleting Revisions」をインストールし、余計なリビジョンを一掃する
さて、今後の備えは終わりましたが、今度は既に溜まってしまったものを何とかしましょう。
今度は「Optimize Database after Deleting Revisions」を使います。
「Optimize Database after Deleting Revisions」をインストールする方法
こちらも、手順は同じです。
メニューの「プラグイン」から「新規追加」を選び、検索ボックスに「Optimize Database after Deleting Revisions」と入れましょう。
見つかったら、「今すぐインストール」⇒「有効化/Activate」です。
「Optimize Database after Deleting Revisions」で余分なリビジョンを消去する
それでは、早速「お掃除」に取り掛かりましょう。
「プラグイン」⇒「インストール済みプラグイン」から「Optimize Database after Deleting Revisions」を探し、「設定」をクリック
ずらずらっと設定項目が並んでいます。
使うのは「Maximum number of – most recent – revisions to keep per post / page」の部分です。
「最新のリビジョンを保持する最大数」といったところですか。
お好みにもよりますが、私は「3」にしました。
「WP Revisions Control」での保持数も「3」にしましたからね。
入力したら、下の方に「設定を保存」ボタンがありますのでクリックします。
これで「お掃除」完了! です。
できたかどうか確認しましたので、画像をご覧ください。
はい、リビジョン10です。
たぶん、「WP Revisions Control」で最初に設定したのが10だったので、実際にはもう少し多かった可能性も…充分にありますね。
さて、「Optimize Database after Deleting Revisions」を使ったらどうなったでしょうか?
リビジョン3になっています。OKOK。
ちなみにこんな感じで
結果も表示してくれます。
これで、今後はメニューから直接設定できるようになります。
リビジョン管理はお早めに!サイトの表示速度に関わります
今日のお仕事は、何も手を付けないままだと際限なく増えていく「リビジョン」を制御することでした。
記事IDが飛び飛びになる、という個人的な不満だけならまだいいのですが、不要なリビジョンがたまってしまうとデータベースにも負担が掛かり、最終的にサイトの表示速度の低下を招きます。
できれば、早いうちに対処しておくことをおすすめします。
と、
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