こんにちは、まるひなです。
前回で「All in One SEO Pack」の設定をすべて終えました。
もう一点だけ、補足事項がありましたので、そちらもまとめます。
今までは「設定」として、ブログ全体を制御するための手順でした。
ただ、何らかの理由で
と考える場合があるかもしれません。
そういった記事には、厳密には「アクセス制限」を掛けます。
閲覧するための「ユーザー名」と「パスワード」を設定し、読んで欲しい人にだけ、その情報を伝える仕組みです。
こうすると検索エンジンのボットも、そのページを読むことはできません。

そこまで厳密にはしなくていいけれど…
という場合には、「All in One SEO Pack」で「個別記事ごとに設定を変更する」ことができます。
今回は
を取り上げます。
メイン設定とソーシャル設定の2種類です。

各スクリーンショットは、クリックすると別窓で大きく開きます。
Contents
記事投稿画面からの設定変更は、すべてに優先される
Photo by Aleks Marinkovic on Unsplash
まず覚えておきたいのは、
ということです。
投稿記事画面にある「All in One SEO Pack」の設定欄で指定した項目は、「今まで設定してきた「一般設定」や、追加の「機能管理」以下で反映させてきた変更を上書きします。
だからこそ「今回、この記事だけの設定」ということになります。
もし、同じ設定変更を頻繁にする必要が出てきたら、その時は「All in One SEO Pack」の一般設定から変更し直した方がいいでしょう。
記事投稿画面から「All in One SEO Pack」のメイン設定を変更する
設定する場所は、記事投稿画面の下の方にあります。
タブが2つありますが、通常は左の「メイン設定」がアクティブになっています。
スニペットのプレビュー
検索結果に表示される際のイメージが現れます。
この下にある「タイトル」と「説明」と同じになります。
タイトル
通常は記事の一番上で設定したタイトルとなりますが、任意で変えることが可能です。
ここに入力したものが
- ブラウザで表示されるときのタイトル
- ページのソースコード(HTMLで記述されたもの)のタイトル
になります。
SEOメタタイトル、と呼ばれる設定です。
説 明
「一般設定」では「ディスクリプション」と表記されていましたが、同じものです。
通常は「記事の抜粋」または、「冒頭部分」から自動生成されるよう設定していると思いますが、より正確に記述したい時はここを記事の内容に沿うよう書き換えましょう。
こちらは「SEOメタ説明」と呼ばれます。
私は冒頭に余分なことを書きがちですので、ここは手入力していることが多いです。
カスタム Canonical URL
ひとつの記事を何ページかに分けた時のURL設定欄です。
通常は使いませんのでブランクで構いません。
この固定ページ/投稿に noindex を使用する
使用するとしたら、ここですね。
Googleさんの検索ボットに、「この記事をインデックスしないでください」と伝える時にチェックします。
そうすることによって、検索エンジンに登録されなくなります。
理由は色々あるかと思いますが、
- あまり不特定多数の人の閲覧にさらされたくない記事
- 内容の薄い記事
を自分のブログから排除、隠匿するのはSEO対策の面で有効です。
これらの記事がブログ上に存在することで、ブログ全体の価値が損なわれる可能性があるためです。
この設定はあくまで記事単位のものですので、必要な際には使いましょう。
NOFOLLOW このページ/投稿
「この固定ページ/投稿に NOFOLLOW を使用する」の意味です。
上の「この固定ページ/投稿に noindex を使用する」とほぼ同じで、「この記事内にあるリンクをたどらないでください」というお願いをする際にチェックします。
が、「この固定ページ/投稿に noindex を使用する」をチェックすると、自動的に「NOFOLLOW」も設定されるようになっています。
よって、単独で使う機会はあまりないかと思われます。
サイトマップから除外する
「All in One SEO Pack」は自動的にサイト(ブログ)のサイトマップを作成してくれますが、そこに載らないように設定する時にチェックします。
このサイトマップは「検索エンジン向け」ですから、「Noindex設定」をする場合には同時にチェックを入れましょう。
サイトマップの優先度 / サイトマップの頻度
サイトマップ内でのこの記事の優先度や、更新通知の頻度を設定する項目です。
両方とも「Pro版」のみで使用が可能となります。
このページや投稿で無効にする
この記事において、「All in One SEO Pack」の設定をすべて無効にするという項目です。
チェックすると、この記事のソースコードにSEOのメタデータ(タイトルや説明など)を出力しなくなります。
使う必要性が感じられませんが、もしかすると他のプラグインとの競合のことを考慮しているのかもしれません。
「記事投稿画面から設定できるメイン設定」は以上です。
もし、どこかに変更を加えた場合でも、「設定を更新」というボタンはありません。
記事を下書きする、あるいは更新するタイミングで反映されます。
記事投稿画面から「All in One SEO Pack」のソーシャル設定を変更する
最上部の「ソーシャル設定」タブをクリックして切り替えます。
こちらも、「この記事」のみでの設定となります。
基本となる設定は、「機能管理」から「ソーシャルメディア」を有効化して行ってください。
タイトル
SNSに記事を投稿する際のタイトルを個別に設定できます。
ここで指定しない場合、
まず「個別記事の一般設定」で指定したタイトル(SEOメタタイトル)が、
次に記事のタイトルが優先して表示されます。
説 明
タイトルと同様です。
指定しない場合、まず「SEOメタ説明/ディスクリプション」が、
次に「記事の抜粋」もしくは「冒頭」が表示されることになります。
画 像
SNSに投稿される際の画像を選択します。
記事に含まれる画像が一覧で表示されますので、好きなものを選びましょう。
カスタム画像
記事には含まれない画像も、SNS投稿に表示させることができます。
「画像をアップロード」から設定しましょう。
自分のブログの「顔」となるような画像をひとつ用意することをおすすめします。
決めたら「機能管理」の「ソーシャルメディア」からデフォルト画像に設定してくださいね。
画像の幅を指定 / 画像の高さを指定
SNS投稿の際に使用する画像のサイズを指定します。
最小サイズは幅600ピクセル、高さ315ピクセル。
Facebookで表示させたい場合は、幅1200ピクセル、高さ630ピクセル以上の画像を設定するよう推奨されています。
「機能管理」の「ソーシャルメディア」で設定できていますし、個々の投稿記事で変更する必要はないためブランクでOKです。
カスタム動画
SNS投稿時に、動画ファイルへのリンクを追加します。
注意点としては、
Facebook オブジェクトタイプ以下全5件
Facebook オブジェクトタイプのほか、
- Facebook デバッグ
- この投稿をデバッグ
- 記事のセクション
- 記事のタグ
は記事をFacebookに投稿する際の個別設定です。
使うとしたら下の2件ですね。
Facebookでセクションやタグを表示させたい場合には、ここに入力してください。
Twitter カードタイプ
「機能管理」の「ソーシャルメディア」で設定した通りで、個別に変える必要性は薄いですが、ここから
「要約の大きい画像」か「要約」か
を選ぶことができます。
カスタムTwitter画像
Twitterに記事の紹介を投稿する際に使う画像を、任意で選択できます。
この記事においてのみ有効です。
設定しない場合は、
- 投稿ページのソーシャル設定で選んだ画像
- 「機能管理」⇒「ソーシャルメディア」で設定した画像
の順で選択され、表示されることになります。
変更を加えた場合にも、「設定を更新」する必要がないのは「一般設定」と同じです。
記事を下書きする、あるいは更新するタイミングで反映されます。
「記事投稿画面から設定できるソーシャル設定」は以上。
これで「All in One SEO Pack」の設定は、本当に全部完了しました。
「All in One SEO Pack」~個別記事からの設定も完了
Photo by Ayla Verschueren on Unsplash
お疲れさまでした。

Noindex設定と、SNS投稿の際の画像の選択を使う…かなぁ
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